特定保健指導のご案内
H20年度より、新しい健診制度がはじまり数年がたとうとしていますが、当センターでも内臓脂肪症候群の減少を目指して生活習慣病の予防改善に取り組んでいます。
必要な方には、内臓脂肪減少の取り組みを行うよう、特定保健指導を行っています。
特定保健指導の対象となる方の判定
STEP1/腹囲とBMI で内臓脂肪蓄積のリスクを判定
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Aに当てはまる |
Bに当てはまる |
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STEP2/健診結果から、生活習慣病の追加リスクをカウント
特定健診の結果から下記(1)~(3)を判定
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1つ以上当てはまる |
1つ以上当てはまる |
1つ以上当てはまる |
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STEP3/喫煙習慣をカウント
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喫煙習慣がある |
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STEP4/支援レベル判定
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●STEP1でA、B どちらにも当てはまらない場合は「情報提供」レベルと判定し、特定保健指導対象とはなりません。
●服薬中(血糖・血圧・脂質)の方は特定保健指導の対象とはなりません。
●65 歳以上の方は「積極的支援」となった場合でも「動機付け支援」となります。
特定保健指導対象者の階層化
リスクの数によって、どの保健指導に該当するかが決まります。
積極的支援 |
リスクが重なりだした方が対象 |
動機付け支援 |
リスクが出現しだした方が対象 |
情報提供(健診受診者全員) |
生活習慣の見直しや改善のきっかけとなる情報の提供 |
特定保健指導のご案内
情報提供
内臓脂肪症候群のリスクのない方や、すでに内臓脂肪症候群の治療(内服)を開始されている方は、健康的な生活習慣についての情報を提供します。健診のデータとあわせて健康管理にお役立てください。
動機付け・積極的支援(6ヶ月間の生活習慣改善の取り組み)
支援形態 |
内 容 |
動機付け支援 |
個別面接と電話またはメールにて、生活習慣改善のための実践に向け、アドバイスをいたします(2~3回)。 |
積極的支援 |
個別面接と電話またはメールを組み合わせて、生活習慣改善のための実践に向け、アドバイスをいたします(7-8回)。運動や食事や禁煙についてアドバイスをいたします。6ヵ月後は改善できているか、血液データや計測データや行動変容によって確認していただきます。将来の健康づくりへお役立てください。 |
特定健診・特定保健指導も2008年より、多くの方が参加されて健康づくりに取り組んでいます。
病気を見つける健診から病気を予防する健診へと健診の意義も大きく変化しており、長寿社会に対応するためにも健診を機会に、早い時期から生活習慣を見直して、セルフコントロールする力をつけましょう。